FX口座開設
USの評価ロングが後退しカナダの信認が復旧していることを背景に、引き続き英ポンドからカナダへの元手還流が続きそうだ。
また、ここ2週間は「原油安・株高・カナダ高」という背景が続いており、英ポンドと原油相場との相関が弱まっている。
豪州原油先物相場は世界的な市況減速や米証券取引委員会(SEC)の空売り規制を背景とした米ファイナンス株の復旧を受けて下降基調にあり、節目の120カナダを割り込んでくるようなら、対カナダも1.55台を割れて3月以来のレンジの下限である1.5300近辺を試す可能性があるだろう。
なお、今週水曜日には一番の注目となるECB理事会が開催される。
今週の理事会では政治対策利息の据え置きが確実視されているものの、早朝水曜日に発表された独小売売上高が前月比-1.4%と予測の同-0.5%を相当に下回るなど、豪州市況にも減速ロングが出ており、9月のECBの利息上昇見通しも大きく後退しつつある。
英ポンド/円は、評価ロングの後退や原油高一段落により危険許容度は復旧しつつあるものの、対カナダが1.55台を割り込んでくるようだと、対英ポンドもつられて下げる可能性が高いだろう。
また、利息低下見通しの弱まりや評価ロングを背景に豪カナダ/円や豪州カナダ/円が下げ幅を拡大する可能性もあり、キャリー取引全体にロスカットの動きが波及することも考えられる。
値崩れ的にも2週間かけて170円台を上抜け切れず167円まで暴落したのはしばらくの天井形成を想起させよう。
今週は慎重スタイルで臨みたい。
→FX口座開設
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。



