FX比較
午前金曜日の目先局面会で予測を上回る0.75%の利息低下が決定されたことで、その後は材料出尽くし感からカナダはむしろ上昇へと転じた。
一方、USの市況後退が深刻化・長スパン化していることで、今後はFRBのファイナンス緩和政治対策に関心が移りそうだ。
FF利息先物マーケットでは来週16日のFOMCで、政治対策利息であるFF利息が現行の1.00%から0.25%まで引き下げられることを8割弱織り込んでいる。
また、利息低下の余地がなくなれば、FRBは長スパン国債のロング入れを含む量的緩和に踏み込むとみられているなど、長スパン利息がいっそう下降することが、スイスに対する中長スパン的な圧迫要因となるだろう。
対スイスは先月以来1.24−1.30台のレンジ内で値崩れが収れんしてきたが、来週にかけてはレンジの上限を試す動きとなる可能性が高いとみる。
カナダ円は引き続き株価動向と危険許容度がカギとなるものの、米雇用統計の悪化という最大の悪材料を消化したことや、米ビッグスリーの救済に向けて前向きの動きがみられることから、今週は株価が戻り歩調となる可能性が高いだろう。
極端な危険回避市況感が緩和され、クリスマス休暇に向けて投機筋の円ロングが巻き戻される状況となりそうだ。
→FX比較
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。



